ガイです。今回はお貧乏ラボに所属するようになった自分用の覚書です。
1.何はともあれ、査読付き論文で使われているかどうかが一番大事
- 先行研究がある製品を選ぶことで、はずれをつかむ可能性を減らす
- 無駄な条件検討の時間と経費を削減
- もちろん条件検討は先行研究があるにせよ必要だが、失敗率が下がる
- 信用できるジャーナルのものがあればそっちがいい
- 有名ジャーナルならそれが業界スタンダードなのでなおよし
- 先行研究で使われていない試薬を使うと査読時につっこまれる材料に
- 書いてあるならカタログ&ロット番号(かなり大事)もそろえる
- ロットが変わると結果が変わるのは非常によくあること
- 先行研究を探すついでに一般的に広く使われている濃度や量を把握しておく
2.メーカー名で信用しない
- 有名メーカーでも買収を繰り返しており、実際に試薬を作っているのは名も知らぬ子会社、ということがよくある
3.先行研究が無い場合も適当に選ばない
- 予測サイトなどを利用する
- たとえば、siRNA を買う場合なら予測サイトで最もよい可能性が高いものを選ぶ
- 代替品を買う場合、元の品と組成を比較する
4.使用量を計算
- 一回の実験でどのくらいの量が必要で、買った量で何回実験ができるのかを事前に計算
- これも先行研究で最もよく使われている濃度や量に合わせて計算する(査読時につっこまれないため)
- 無い場合はメーカー指定に従う
その他、またあれば今後付け加えていきます。