生命科学分野のみんなたち~
論文を書くときに便利なツールをご紹介する記事だよ~
この記事には、実は知ってて当たり前かもしれないけれどわたしは知らなかった、というツールを載せていこうと思っています。といっても今のところ二つしかないので(すみません)、随時追加していきます。
DeepL 翻訳
ごめんなさい。真っ先に追加するべきだったのに、みんな知っているだろうと思って載せていませんでした。研究室で訊いたら誰も知らなくてびっくりしたので追加。
書くときも読むときも便利。機械学習ベースの翻訳サービス。
試してみればわかりますが、かな~り自然な訳をしてくれます。ただし、日本語をそのまま訳したものは受動態が多くなり、Grammaly(後述)には怒られがち。
有料版だとより長い文章を翻訳できたりなんか色々と便利っぽいが、無料でも十分使える。ただし、個人情報流出が怖いひとは有料版を使いましょう。
Grammaly
英文校正プラットフォーム。無料でも十分使えます。わたしは前の前の指導教官におすすめされて使い始めました。Grammaly で直した英文は英文校正に出したときの修正がかなり減るんだとか。
日本語口調を直訳した文章はよく怒られます。
ライフサイエンス辞書 (lsd-project.jp)
今日初めて聞きました。これ知らずに前の論文どうやって書いたん!?と言われました。ちなみに、前の論文は次に述べる「Googleスカラーでひたすら表現を確認する」方法で書いておりました。
今回は「軸索」で検索をかけてみました。
このときに便利なのが「コーパス」の機能。その単語がどういう表現に接続されることが多いのかを一覧表示してくれます。
例えば、軸索誘導を英語にしたいときにaxon guidance なのかaxonal guidance なのか迷ったらコーバスで比較できます。
どっちのほうが自分の文脈に合うのか比較できます。
どのくらい使われているのか集計も比較できます。
便利だ。
Googleスカラー(使用表現の確認)
ライフサイエンス辞書の便利さはこの記事を書き始めた今日まさに知ったので、修論はGoogleスカラーで表現を確認しながら書きました。
Googleスカラーで調べたい表現やワードを""で囲って検索することでその表現が使われている論文を調べることができます。
ただし、Googleスカラー検索だと人名なども引っかかってしまうので、ライフサイエンス辞書のほうがその点では便利かもなぁという印象です。
例えば、論文ではあんまり使わない方がいいとよく聞くbut がどれくらい使われているのか調べようとすると
まだライフサイエンス辞書のほうを全然使いこなせていないので、それ以外のメリットデメリットはまだよくわからないので、またわかったら追加していきます。
今日のところはこのへんで。
おしまい。