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winSCPで通常ファイルが表示されない問題の解決策

サーバー上で解析を行う際、ファイルのやり取りには「winSCP」というソフトウェアを使っているんですけど、サーバーフォルダ内のファイルが目に見える形で表示されなくて困っていました。

右側がサーバー上のフォルダ内なのですが、左(ローカル)フォルダのように通常ファイルを一覧表示したいのに何にも表示されていません。

 

状況の整理

  1. ・コマンド「ls」で見るとフォルダ内にファイルはあるのになぜかwinSCP の画面では表示できない
  2. ・コマンド「ls -l」で権限を確認したが、グループ内ユーザーには見える設定になっている
  3. ・該当ファイルはいずれも隠しファイルではないので、ググって出てきたwinSCP の「オプション > 環境設定 > パネル > 隠しファイルの表示」 の流れは意味をなさず

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winSCP ファイル 表示されない」で数十分ググっていたんですけど、出てきたのは隠しファイルの表示方法ばかりで、結局ネットでは解決できなかったのでメモ。

 

 

 原因「新しいフォルダのファイルのフィルタ設定がおかしくなっていて、通常ファイルがマスクされていた

 

で、20 分くらい色々いじくりまわしてみた結果、新しいフォルダのファイルのフィルタ設定が変なことになっていました。

この赤い印のところ。

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ここを開くと

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こういう画面が出てくるんですけど、このファイルマスクの設定がおかしくなっていて、通常ファイルがマスクされていたみたいです。

なのでこれを、上の写真にあるような「*.*」に直して(検索しても意味が出てこなかったんですけど、たぶんこれもワイルドカードの一種だと思う)、開始を押したところ、すべてのファイルが表示されるようになりました。

 

 

コマンドでいじるのが得意な人はべつにこんな設定どうでもいいかもしれないですが、コマンドに不慣れな人は見慣れたエクスプローラー画面のほうがやり易いと思うので、設定しておくとストレスが減るかな、と思います。

 

おしまい。